看護師

看護師の苦労

新人看護師は特に苦労が多い時期

看護師は責任のある大変な仕事ですので、苦労も多いといわれています。
特に看護師一年目は現場で覚えなければならないことがたくさんありますので、
みなさん大変な思いをしているようです。

看護学校でひと通りの看護の知識を身につけていても、
現場に入るとまったく勝手が違いますので、
どう対処してよいか戸惑うことばかりである上に、
初めて経験したことをできるだけ1回で修得しなければならないので、
激務を終えて帰宅したら、すぐに復習するなど、
職場以外での努力も欠かせません。
メンタル面も同様ですが、体力的にもかなり大変な時期だと思います。

また、新人時代はシフトに慣れるまでの間も苦労のひとつ。
新人が配属する病院は、
通常総合病院などの入院施設のある病院であることが多いので、
夜勤や準夜勤などのシフトが入ります。
そのため、常に3つのシフトを交互にこなさなければなりません。

もちろんシフトは夜勤の次の日に
日勤を入れるような無理な構成にはなっていませんが、
やはり毎日起きる時間も寝る時間もバラバラということになると、
慣れるまではかなり体調に影響を来しますし、
友達殿約束をするなどのプライベートにも影響してきますので、
かなりきついと感じてしまうようです。

ベテランになっても苦労はある

数年のキャリアをつけて仕事に慣れてきても、やはり何らかの苦労はあります。

患者さんのわがままに付き合わされて困ってしまう、
患者さんのクレームまがいな発言に悩むということのほか、
職場の人間関係が難しかったり、
人手不足により仕事がどんどんハードになってきてしまい、
体力的にきついということもあるようです。

そのほか、主任などに昇格して看護師の管理を行うようになると、
それぞれの看護師のサポートなどについて苦労する面も出てきます。
仲違いしている看護師の関係を修復したり、
仕事に悩む看護師の相談に乗ってあげるなどの仕事もするようになりますが、
メンタル的にかなり消耗してしまう様子。

看護師の仕事は実際かなり大変だと思いますが、
どんな仕事でもある程度の苦労はつきもの。
看護師だけが大変なわけではないと前向きに考えて、
日々の業務に取り組むのが得策です。

ストレスを抱えやすい仕事であることから、
多くの看護師が趣味を持ち、プライベートは趣味を楽しむなど
上手なストレス発散方法を自分なりに見つけています。
また看護師同士で飲みに行く人も多く、
合コンなどでは「看護師はお酒が強い」という認識のある人も多いようです。

忙しい中にも自分なりの息抜きを見つけて、
バランスよい生活をすることが、ストレスを貯めこまない最善策だと思います。

いろいろな面で看護師の仕事に疲れているという方は、
まずは息抜き方法を探してみるとよいでしょう。