医学部生

慶應義塾大学 医学部・医学研究科について

慶應義塾大学医学部・医学研究科とは?

東京都港区にある慶應義塾大学の慶應義塾大学医学部・医学研究科は、私立大学の中ではトップクラスの医学部です。
偏差値も高く、募集人数も少ないことから、そのあまりのレベルの高さに受験者数が減少したことがニュースにもなったほど。

慶應義塾大学で医療を学べる学部は、医学部医学研究科の他にも薬学部・看護医療学部があり、それぞれに連携しさまざまな視点を身につけるための環境作りに取り組んでいます。

グローバルな視点を持った医師の育成のため、学年の1/4に当たる学生が海外での臨床実習に参加するといった国際交流も盛ん。国立がん研究センターや国立国際医療教育センターとも連携しており、学びたいと思った時にはすぐに研究できる環境が整えられている大学だと言えるでしょう。

慶應義塾大学医学部・医学研究科【慶應義塾大学公式HP】

慶應義塾大学医学部・医学研究科の特徴や歴史

世界的にも優れた医師や研究者が多く在籍しており、大学の創立者である福沢諭吉の「実学の精神」、「独立自尊」、「半学半教」の精神を色濃く受け継いでいます。

100年以上の歴史を持っているため、100もの関連病院や35の教育中核病院とも連携しており、座学で学ぶだけでなく、実践できるカリキュラムが充実しています。

慶応義塾大学の医学部は1917年に設立されました。2017年に創立100周年を迎えた日本で最も古い私立大学の医学部です。世界的にも有名な細菌学者・北里柴三郎を学部長に迎え、慶應義塾大学部は発足しました。

初代学長であった北里柴三郎氏は、さらに基礎医学と臨床医学の連携を重視。社会の人々の福祉に貢献するため、実学としての医学の実践を目指して、教育者として活躍していました。「フィジシャン・サイエンティスト」という、医療の研究を続けられる人材の育成を目指している大学です。

慶応義塾大学は東京と神奈川に6つのキャンパスがあり、特に学部が多いキャンパスは日吉キャンパスです。(7学部3研究科)

医学部生は1年次のみ日吉キャンパスに通学しますが、その後は信濃町キャンパスへの通学になります。

それぞれのキャンパス周辺には学生マンションなどの学生用物件も多数あるので、地方から上京してきた学生でも勉学に集中できる環境が整っているのです。

慶應義塾大学日吉キャンパスの学生マンション物件【学生マンション.com】

慶應義塾大学信濃町キャンパスの学生マンション物件【学生マンション.com】

大学卒業後の進路・就職情報

大学を卒業した後、ほとんどの方は臨床研修医としてのキャリアを歩みはじめます。また、慶応義塾大学の医学部・医学研究科には「MD-PhDコース」という医学部6年と、大学院医学研究科博士課程3年を合わせた合計9年間の研究医養成プログラムがあります。

臨床医として働きながら、自分の興味のある大学院博士課程に入学する卒業生もおり、その進路は多岐に渡ります。